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図書出版三交社の本
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 ナカコ・O・ザック
 日本とアメリカ 二つの正義 
 ポリティカル・コレクトネスを超えて
 ISBN4-87919-557-X C0036
 本体 1,311円(税別) 216頁 四六判上製
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日米戦争は終わっていない―米国が標榜する「正義」の欺瞞を徹底的に暴く。


太平洋戦争/貿易摩擦/カルト宗教/犯罪/麻薬/人種問題ほかをめぐって。 アメリカの〈政治的正義〉とは何か。「原爆投下=正義の行為」から「閉鎖市場日本=不正義」の主張まで、白人キリスト教徒社会の身勝手な正義。ポリティカル・コレクトネスがもたらすもの/うっかり冗談も言えない言葉狩りと差別糾弾、政治的・社会的有力者の不正行為の許容、道徳や倫理よりも風潮が容認する「正しさ」の優先、勝者の正義=「日本の植民地政策は悪・欧米の植民地政策は善」など。
 
contents


序章 旧敵国日本への偏見


日本への偏見は戦争責任問題と不可分の関係にある
われわれはいつまで戦争責任を負うべきなのか
「正義・原爆投下」と「不正義・真珠湾攻撃」という構図
日本の植民地政策と太平洋戦争の混同
「かつて不正義を犯した日本」とジャパン・バッシングの関係


第1章 日米戦争は終わっていない  

1 「日本は敵」意識の継続


日本への反感が噴き出す時代
無知と偏見からくる「アンチ・ジャパン」
あまりに程度の低い「ジャパン・バッシング」への便乗
「アメリカ・ファースト」と「日本車叩き」
「金儲けだけで世界に何も貢献しない日本」という非難
偏見発言にはきちんと応じること
なぜ日本のマスコミはアメリカの偏見報道を放っておくのか
三種類のアメリカ人
アメリカにもまた戦争責任がある
戦争を知らない世代にも責任がある?
「個人も国家の犯した罪を負うべきだ」という主張

2 移民にとっての戦前・戦後


日系ハワイ移民の場合
強制収容所に送られた日系アメリカ人
日系アメリカ人イトウ判事が受けた侮辱
日系移民へのアメリカ政府の謝罪と弁済
東欧系アメリカ人にとっての戦争・戦後
ユダヤ系への差別と偏見


第2章 原爆投下と真珠湾攻撃をめぐって

1 原爆投下を「正義の行為」と主張する人びと


「原爆投下是非」をめぐるアメリカ市民とのミニ戦争
米紙編集局長のコラム〈原爆投下は必要なことで謝罪すべき理由はない〉
私の反論〈非武装の市民50万人を殺戮したのはなぜ〉
私への四つの反論〈原爆投下は正当〉

2 歴史的事実の無視・誤認・偏見の数々


私の訂正要請文と抗議文〈あまりに不正確な意見に抗議する〉
日本&ザック叩き記事の続出
米出征軍人の正直な実感〈エノラ・ゲイ号の名誉を守れ〉
原爆投下を正当な行為と確認したクリントン
私の再抗議〈原爆はただのありふれた爆弾ではない〉
アメリカ人は放射能禍を軽く考えている

3 アメリカは真珠湾攻撃を事前に知っていた?


アメリカは真珠湾攻撃を事前に知っていた?
日本の植民地政策と太平洋戦争は別個の問題である
欧米の「真珠湾攻撃見直し」の動き――リヴィジョニズム
なぜ欧米に歴史修正の考え方が出てきたのか
いまだ通説としての日本を信じている欧米人


第3章 日本から見えないアメリカの現実

1 政治不信と身勝手な自由


すでに幻影となったアメリカの自由と民主主義
「政治屋」の横行
取り違えられている「自由」
悪いことは他人のせいにする風潮
ユダヤ系が支配的な政治とマスコミ
「宗教と公共」を混同するユダヤ系
ユダヤ系がアメリカを変形させつつある

2 ポリティカル・コレクトネスがアメリカの秩序を蝕む


不正行為を許容するポリティカル・コレクトネス
上院議員のセクハラがなぜ大目にみられるのか
麻薬で逮捕されても首都の長になれる国
O・J・シンプソン事件と奴隷制度時代のアメリカ
白人は黒人たちの動きにビクビクしている
オクラホマ米連邦事務所爆破事件と「武装の自由」
オウム真理教事件の捜査を評価するアメリカ人たち
ポリティカル・コレクトネスに屈する世の常識
「何でも自由」が社会の秩序を破壊する

3 アメリカ社会の病根

150万人が刑務所生活を送っている国
麻薬・武器・犯罪
アメリカではアメリカ人らしく武装するべきか?
何でも盗むアメリカの泥棒
解決不能な人種問題
なぜ犯罪者のなかに黒人が多いのか
不法入国と移民問題
アジア人への偏見
WASP優先社会の弊害
アメリカ人の日本への提案

終章 平和のための軍隊を


国際化の最大のテーマは「軍備」である
国民が掌握しコントロールする軍備を
為政者の短慮で戦争を起こさせないシステム
「身をもって」国を守り世界を守る
軍備善用への積極的アプローチ


「日本の正義」のために――あとがきに代えて


二度と戦争を起こしてはなりません
もっと自信をもって、日本人
祖国は身をもって守らなくてはならない