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対論・学校幻想をめぐって
対論・学校幻想をめぐって

対論・学校幻想をめぐって
教師/学校/生徒の実際世界

発売日:1991年06月10日

琴寄政人・岡崎勝共著

ISBN:978-4-87919-526-5 / C1037 / 四六判上製 / 224頁

定価1708円(税込)

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「学校する者」のまなざしから――学校の実際世界に迫る!


学校・教育の危機が叫ばれる現在、理想論や文化論などの第三者的立場ではなく、教師と生徒が共に自己形成する場として考える、現場教師の渾身の対論。 学校幻想から解き放たれたとき、教師─生徒のパワー関係もいきいきと輝きだす!



第1章 <教師/学校/生徒>の世界から [琴寄政人+岡崎 勝]

管理教育と学校監獄化という設定
プラチックなものを客観化すること
部活と出席簿
教師の労働者性と必然的な態度
小中学校で違う掃除とバレンタインデー
学校という枠組みと問題の立て方
「楽しい」から「楽しくない」への移行

第2章 現象としての<子ども>

▼生徒・教師の自己葛藤(二重性)のいい加減さをめぐって
――大人になることを恥じよ! 子供であることを恥じよ!
[琴寄政人]

当事者性の根源
第三者的醜悪さを越えて
「親殺し」または「親から殺される」ことの不可避性
<実際>からうかがえる兆し
でしゃばることなく、臆することなく

▼都会で生きる子どもたち ――産業社会としてのコンクリートジャングル
[岡崎 勝]

子どもを考えること――「語り」「つき合い」
街を走る子ども――移動・消費・群れ
学習のイメージを生産する学校と塾
子ども・家族・家事労働

第3章 攻撃する子どもと自己形成

▼大人(教師)であることに誇りを持つために
[琴寄政人]
「みっともなさ」と「爽やかさ」との差
こんな子供とつきあってる大人の顔が見たい
事例・立場を逸脱させてヤケドをした件について
教育コードの形成過程と<実際>
「教育象徴」との上手なつきあい方

▼子どもが「子ども」になるとき ――小学生の懲りないガキども
[岡崎 勝]
関係としての自己形成
テスト好きの子どもたち
先生! 大好き?! 友達! 大好き?!
身体はデカイ方が強い! か?
親はいるけど、いない方がいい?

第4章 学校が解体している? [琴寄政人+岡崎 勝]

脱学校化論の主張
フリースペースの現実と限界
子どものしたたかさとシンナー
学びたいという気持ち
機能が低下する学校
学校のない社会と学校的なものへの回収

終 章 学校の実際へ

▼あるがままに、ということの難しさ ――或いは「見守る」ということについて
[琴寄政人]
「向上」を自らに課すことから
組合運動の抱える思想的課題を巡って
「愛」という「力」で縛り付ける時

▼ここが学校だ! さあ、ここで踊れ!
[岡崎 勝]
まっすぐ学校に出勤できない
出口のないのは教育だからさ
教育実践から教育実戦(ゲーム)へ
労働者性にこだわること